個人旅行の手配・予約をお手伝いするサイトです
両替
両替所
日本出発時に空港で両替しておくと安心だが、レート(手数料)が著しく悪い通貨もある。
一般的には、両替通貨の内の弱い通貨の国で行うとレートが良い。
(例 円 → タイバーツ の両替の場合は、タイ国内の方がよい。
強弱が分からない場合は、出国前に次の通貨への両替を行う。
(例 インドルピー → パキスタンルピー はインドで出国前に)
結果的に、日本出発時に必ず両替したほうが良いのは、アメリカドルぐらい。
ユーロやポンドについては、両替所の手数料による。 日本の場合、若干の違いがあるものの、それほど手数料に違いはないが、外国では両替所によって結構差が出る。
店によって、手数料がレートに含まれていたり、別に両替手数料を取ったり、その両方で取っていたりとルールが異なる。
旅行者には、その差はパッと見分からず、どこがイイ両替所なのか分からないが、レートが目立って良いところは別途両替手数料を取るルールになっているはずで要注意。
一般的には、たくさん両替する場合は、別途手数料の店で、少額の場合はレートにすべて含まれる店で両替するのがオススメ。
下のリンクはレートに含まれる両替手数料を算出できる計算機。
お店の取り分というより自分が払った分なので、立地条件などにより、お店のもうけが多いワケではない。
レートは毎日変わるので、手数料を計算して、手数料の安い高いで両替所を見分けると選びやすい。
手数料計算して、6%以下の両替所を探したいところ。
両替手数料計算機
※ (両替所店頭に表示してある、SELLとBUYの両方のレートを入力する)
キャッシング
クレジットカードで海外のATMでキャッシングすることができる。
銀行キャッシュカードでの引き出しは自分の預金からだが、クレジットカードの引き出しは、クレジットカード会社に借金することになる。
そのため、引き出した日からクレジットカードの返済引き落とし日までの利息がかかる。 帰国後一括返済をした場合、当然利息は安くなる。
設定された引き落とし日と借り出した日により利息は変わり、また、カード会社により、キャッシング利用料もかかるので、明細をみる前にその手数料を知るのは面倒な計算が必要になる。
経験的にほとんどの場合で、現金両替よりキャッシングの方が有利であることが多い。
ATMキャッシングの場合、通貨レートがほとんどマーケットレートに近い値であるし、その他手数料も利子も、すべて支払い明細に記載されているので明解である。
海外ATMの二大規格は、「Cirrus」と「PLUS」で、
日本発行の国際カードならば、だいたいはこのどちらかが裏面に記載されているはず。
ただし、手持ちのカードがキャッシング可能かどうかは個人ごとの契約によるので限度額など確認する必要がある。
キャッシング操作方法
比較
実際に両替とATMキャッシングで手数料を比較してみる。
・セゾンカードをシカゴのATMでキャッシング
例) 100ドルキャンシングを3月に実施。
4月に返済で、4/1のRate122.35 → 支払い明細 利用金額12038円
利用料216円 利息373円。 → 全体の手数料
(12038+216+373)-12235=392円
よって 100ドルの内392円が手数料だから、392/12235=0.0320
今回の手数料率は3.2%
同条件をで500ドルキャッシングにした場合、
全体の手数料 (12038×5+216+373×5)-12235×5=1096 1096/(12235×5)=0.018 手数料率 1.8%
・Travelexの ある日のレート
円→ドル 124.25円(日本のサイトから)
ドル→円 108.66(アメリカのサイト) 108.66円
この日の手数料率は 6.7%
・成田空港のGPA両替所のある日のレート
円→ドル 127.21 ドル→円 121.51
この日の手数料率は 2.3%
同日の比較ではないので参考程度であるが、差はけっこうある。
キャシングについては利用料が1回につきなので、100ドルの場合はこの手数料率になったという意味。
多く利用すれば手数料が有利になる。
※※※
2019年12月の旅行時に、成田空港で円から100ドル分を両替し、アメリカ到着時にすぐに100ドルキャッシングしてみました。
・GPAで両替
RATE 111.28 11128円 → 100ドル
・クレジットカードでキャッシング (ATM手数料+キャシング利息)
RATE 104.713 10885+220+285=11390円 → 100ドル
結論としては、100ドルならば空港両替で、200ドルならATMキャッシングか。
ちなみに、香港の重慶マンションの両替屋は1%未満。 バンコクでもそうだが、インド人系のの両替屋はレートが良好。
両替手数料計算機
※ (両替所店頭に表示してある、SELLとBUYの両方のレートを入力する。別途両替手数料のチャージがかかる店もある。)