のだめカンタービレ ロケ地巡りマップ ④

のだめカンタービレ 最終楽章 後編

最終楽章の後編。
二人の物語も終わりです。
「先輩、お別れです」

のだめ ショパン・ピアノコンチェルト コンサートホール

Smetanova síň

のだめは、シュトレーゼマンのプラハ公演でデビューします。
曲は、ショパンのピアノ協奏曲第1番。
飛躍のためウィーンへと旅立つショパンが、故郷ワルシャワの告別演奏会で演奏した、ロマンティックな詩情にあふれた名曲です。
映画を離れても、この第1楽章の演奏は名演と言えるでしょう。
のだめ渾身の演奏です。

プラハのスメタナホール。
コンサートホールというより、もはや世界の文化財。
もちろん、ミルヒーのポスターはありません。

のだめデビュー速報

野田海苔店

のだめ衝撃の世界デビュー。
速報が世界中を駆け巡りますが、最近の「梅子サスペンス」は普通過ぎます。

千葉の小さな漁港にある建物です。
近くに、のだめ実家の住居もあります。

千秋の走る風景、のだめの幼稚園へ

ビル・アケム橋を走る千秋

Pont de Bir-Hakeim

コンサートの後、行方が分からなくなったのだめですが、パリに戻り幼稚園で子供達のためにピアノを奏でます。
2人の出会いも、この曲から始まりました。
ベートーベン・ピアノソナタ8番 第2楽章。

美しい「悲愴」の中、千秋が走ります。
のだめ先生の優しいピアノは、この物語 集大成の演奏です。

「ラストタンゴ・イン・パリ」で使われた、上にメトロ6号線が走る、特徴のある二重構造の橋。
観光ならばあまり利用しない路線だが、この車窓からのエッフェル塔は、見応えありだ。
実際はCGっぽいが、前編で、千秋がマルレー・オケに行くために乗っているメトロは6号線だろう。
恥ずかしながら、私も走ってみました;;

ミルヒーが、二人について語るカフェ・レストラン

Terasa U Zlaté studně

シュトレーゼマンからミルヒーに戻り、2人を想い優しく語りかけます。

目を閉じれば聞こえるようです。 あの二人のコンチェルトが。。

ホテルの最上階にあるレストランです。
そのホテル自体が素晴らしい。
このホテルに宿泊して、ディナーにテラス席の予約をしました。
満席でした。

https://www.terasauzlatestudne.cz/www/

ラストのサクレクール寺院の見える丘

Rue Georges Lardennois

音楽と共にいきていくことを決めた2人の日常が、ロングバージョンのラプソディ・イン・ブルーをバックに描かれます。

ラスト近くに登場する印象的な丘。
どこを調べてもこの場所がわからず、サクレクール寺院の見え方から、方角を推測した。
寺院をスタートに、この方角にひたすら歩き続け、一日中探したが見つからなかった。
失意のなか公園で休憩し、その後ホテルへ戻るためバス停を探していた時、ふと見かけた建物を貫く階段が気になり、上がってみたところ、映画でみた見覚えのある街並みの先に、この場所を見つけた。

ラストシーンの橋 ポンデザール

Pont des Arts

この長い物語はここで終わります。

定番の観光スポット。
ラストシーンをどこにするか、そうとう迷ったはずだが、 パリを知る日本人なら誰もが知っているこの橋を選んだことは、結果的に良かったと思う。
当時、橋のフェンスに南京錠がたくさん付いていたはずだが、CG加工で消したのだろう。
綺麗な橋である。
この橋を通れば、のだめを思い出します。